中小企業診断士受験生

中小企業診断士2次試験、「正解がない」過去問に悩む初年度受験のあなたへ

こんにちは。
私は2025年現在、中小企業診断士1年目として企業内で活動しています。
2次試験には4回挑戦し、ようやく合格することができました。
だからこそ、2次試験に取り組み始めたばかりのあなたが感じている戸惑いや不安に、心から共感できます。

≪こんな思いありませんか?≫
中小企業診断士の2次試験は、1次試験とはまったく異なる世界です。

私も、初めて過去問を開いたときに、まさにそんな混乱の渦に飲み込まれました。
でも今だからこそ伝えられるのは
「その悩みは、あなただけのものじゃない」ということ。

この記事では、そんな「答えが見えない」2次試験の世界で、どう不安と向き合い、突破していくかを、私自身の経験をもとにお伝えしていきます。

① 正解がわからない問題の世界に困惑しているあなたへ

中小企業診断士試験の2次試験過去問を初めて見ると、
「正解がどこにも書いていない」「模範解答がバラバラ」といった“答えの見えない世界”に、誰もが一度は困惑します。
1次試験で「知識の正確さ」を求められてきた頭で、「解答が公表されない記述式試験」に向き合うのは、まさに異文化体験です。

でも、安心してください。
2次試験で求められるのは、唯一の正解を当てることではなく、「納得感のある解答を、制約の中で再現性高く出す力」です。

多くの教材に手を出すと、かえって混乱を招きます。
私自身、最終的にはTACの過去問集に絞り込み、迷いが減ることで思考の質が安定しました。
どれを使うかより、信じてやり抜くことが合格への一歩です。

この試験では、「自分の言葉で答える力」が求められます。
日々の勉強では、模範解答にとらわれすぎず、自分の中で“納得感”のあるロジックを積み重ねていくことが重要です。
答案を書く中で、だんだんと自分なりの型が見えてきます。
それを信じて繰り返すことが、試験本番での自信にもつながっていきます。

② 設問の意図が読めない──「問われたことに答える」難しさ

2次試験の設問は一見して分かりづらく、「何をどう書けばいいのか?」と戸惑うことが多いです。
つい、自分の知識や経験から答えてしまい、「設問にきちんと答えられていない」状態に陥ることも。

ここで大切なのは、“書きたいことを書く”のではなく、“問われたことに答える”こと。模範解答と違っても、設問の意図に素直に答え、与件と矛盾せず、論理が通っていれば、それは評価されます。

設問を何度も読み、「出題者が何を求めているのか」を明確にする姿勢が、合格答案への第一歩です。

この試験では、「自分の言葉で答える力」が求められます。
日々の勉強では、模範解答にとらわれすぎず、自分の中で“納得感”のあるロジックを積み重ねていくことが重要です。
答案を書く中で、だんだんと自分なりの型が見えてきます。それを信じて繰り返すことが、試験本番での自信にもつながっていきます。

③ 時間が足りない!──思考と文章を“時間内”にまとめる壁

2次試験では、1事例80分という制限時間の中で、与件文を読み、設問に答え、文章にまとめる必要があります。最初は誰もが時間切れになります。

しかし、これは訓練で必ず克服できます。
完璧な答案を目指さず、“合格点を取ること”を意識し、「書き切る練習」を繰り返しましょう。時間配分や割り切りも重要な戦略です。

この試験では、「自分の言葉で答える力」が求められます。
日々の勉強では、模範解答にとらわれすぎず、自分の中で“納得感”のあるロジックを積み重ねていくことが重要です。
答案を書く中で、だんだんと自分なりの型が見えてきます。
それを信じて繰り返すことが、試験本番での自信にもつながっていきます。

④ 自分の答案が点数になる気がしない──「見えない評価」が生む不安

点数が開示されず、模範解答もバラバラな2次試験では、「自分の答案が点になる気がしない」と不安を抱くのは当然です。

でも、採点者が見ているのは「正解」ではなく、
「設問にきちんと答えているか」「与件と矛盾していないか」「論理が通っているか」です。
見えないからこそ、自分なりの型と判断軸を持って書き続けること。
それが得点につながる力を育ててくれます。

この試験では、「自分の言葉で答える力」が求められます。
日々の勉強では、模範解答にとらわれすぎず、自分の中で“納得感”のあるロジックを積み重ねていくことが重要です。
答案を書く中で、だんだんと自分なりの型が見えてきます。
それを信じて繰り返すことが、試験本番での自信にもつながっていきます。

⑤ 事例Ⅳには時間を確保しよう──短期間でも得点を伸ばせるパート

事例Ⅳ(財務・会計)は、計算問題が中心で、努力が得点に直結しやすいパートです。

苦手意識がある人も、今から取り組むことで十分得点源になります。
他の事例のような曖昧さが少ない分、安定して稼ぐことができ、合格ラインの押し上げにもつながります。

苦手だからこそ後回しにせず、早めに時間を確保して取り組むことをおすすめします。

最後に──今、不安の中にいるあなたへ

2次試験に足を踏み入れると、誰もが不安になります。私もそうでした。
けれど今ならはっきり言えます。
“その不安は、あなたが真剣に取り組んでいる証です。”

診断士試験の2次は、完璧な正解を出す試験ではなく、
「与件と設問に素直に向き合い、自分なりの論理で答えを出す訓練の場」です。

自分を信じて、一歩ずつ積み重ねてください。
あなたの努力は、必ず力になります。私は心から、あなたの合格を応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
アラカン
2025年5月中小企業診断士登録。 1次試験は2回とも1発合格するものの、2次試験は4回目にて合格。 日頃は石油会社に勤務、法人営業が長く、大手需要家を担当。 また関連会社だけでなくオーナー系会社への出向にて企業経営を学び、その経験を活かし診断士として活躍。